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三井住友海上キャピタル、スタートアップの発表会

三井住友海上キャピタルは13日、有望なスタートアップ4社による投資家らへの事業説明会を開いた。手のひらサイズの光学顕微鏡やヘッドアップディスプレー(HUD)付きヘルメットなどユニークな技術力を持つスタートアップが集結。今後の資金調達に向け自社の製品やサービスをアピールした。

写真左からボーダーレス(東京・新宿)の大野新社長、IDDK(東京・江東)の上野宗一郎社長、EXPVR(東京・中央)の藤川啓吾社長、ゼロスペック(東京・新宿)の多田満朗社長

IDDK(東京・江東、上野宗一郎社長)は光を感知する「フォトダイオード」と呼ばれる素子を使い約10センチメートル四方の小型光学顕微鏡を開発した。細胞などを検査する50センチメートル四方の理化学研究用の顕微鏡を代用できる。上野社長は「宇宙や砂漠、海底など大型顕微鏡を持ち運びにくい場所で使える」として将来的にさらに大型で精密な顕微鏡の代用を目指す。

ほかにもHUD付きヘルメットを開発したボーダーレス(東京・新宿、大野新社長)も登壇。大野社長は「ヘルメット業界は60年以上にわたり革新がなかった。最新技術と高いデザイン性を持つ製品で市場を取り込みたい」とした。

EXPVR(東京・中央、藤川啓吾社長)は酔わない仮想現実感(VR)を開発。長くVR開発に携わってきた藤川社長と自動車開発に関わってきた弟との共同開発で「VRの可能性を大きく開く」(藤川社長)と意気込む。ゼロスペック(東京・新宿、多田満朗社長)は、北海道の過酷な灯油配送業をあらゆるモノがネットにつながる「IoT」を使い改善するサービスを実証実験中。家庭の灯油備蓄缶にIoT機器を搭載し管理する仕組みで「今期中に1万台を量産する計画」とした。

三井住友海上キャピタルは三井住友海上火災保険が100%出資するベンチャーキャピタル(VC)。同様の説明会を開くのは先月に続き2回目となる。今後毎月開催していく計画だ。中村勝亮パートナーは「スタートアップ業界が盛り上がるなか、(大型資金調達をしていない)アーリー・シード段階の企業発掘につなげたい」とした。(京塚環)

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