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群馬県の東京アンテナ店、移転開業 京都吉兆が料理監修

群馬県は12日、東京・銀座にあるアンテナショップ「ぐんまちゃん家(ぐんま総合情報センター)」を移転開業した。県と外郭団体で運営していた従来の体制を一新。全国有数の集客力を誇る川場村の道の駅が物販・飲食部門の運営を引き受ける。京都の有名料亭が監修する県産食材を使った料理を提供するほか、観光など情報発信の機能も拡充する。

開業セレモニーには大沢正明知事(左から4人目)らが出席した(12日、東京都中央区)

新店舗は大型商業施設「GINZA SIX(ギンザシックス)」に近い銀座7丁目のビルの1~2階に開いた。店舗面積は旧店舗の約1.3倍の約440平方メートル。従来は歌舞伎座近くにあったが、家主の意向で契約を更新できず、移転することが決まっていた。

1階では群馬県産の野菜を使ったスイーツを取り扱う(12日、東京都中央区)

1階は物販スペースで、県のマスコット「ぐんまちゃん」のグッズや県産シルクを使ったストールなど約600品を販売する。東京・中目黒に店舗を持つパティシエールの柿沢安耶さんが監修する、県産野菜を使ったスイーツも提供する。

2階は飲食スペースで7月下旬から営業を開始する。京都市の有名料亭「京都吉兆」が技術指導をし、旬の県産食材を使った料理を月替わりで提供する。

県は移転にあたり新店舗の運営事業者を公募。年間約180万人が訪れる道の駅を運営する田園プラザ川場が運営を引き受けた。

同社は物販スペースでは陳列を固定化せず、商品配置にゆとりを持たせて銀座ならではの上質感ある売り場にする考え。永井彰一社長は「パッケージを新調するなど、商品を銀座用にリモデルする。地元企業とも協力して新店ならではの商品開発も進めていく」と話している。

また、2階の飲食スペースでは「上州和牛を使ったすき焼きやしゃぶしゃぶなど、店舗でしか食べられないメニューを考えている」(永井社長)という。

ぐんまちゃん家には2008年の開業以来、約400万人が来場し、累計の物販売り上げは10億円を超える。ただ、17年度の物販売上高は1億5312万円と前年度に比べ5%減った。新店舗は運営体制の見直しなどにより年間3億円の売り上げを目標にしている。

2階には千代田区に仮設していた県の事務所も移転し、観光案内や移住・就職の相談、広報活動などを行う。

1月の草津白根山(草津町)の本白根山の噴火では、草津温泉の宿泊施設のキャンセルが一時相次いだ。県はぐんまちゃん家の移転開業を機に情報発信を強化して風評被害を払拭し、県内観光地の集客の回復にもつなげたい考えだ。

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