福島・飯舘村、「体験移住」推進 住宅を無料貸し出し

2018/6/12 22:00
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東京電力福島第1原子力発電所事故に伴う避難指示が一部を除いて昨年春に解除された福島県飯舘村は今秋から「体験移住」を始める。村が使われなくなった住宅を買い取り、希望者に短期間、無料で貸し出す。村外の人に村の魅力を知ってもらい、その後の移住促進につなげる狙いだ。

買い取る住宅は木造2階建てで延べ床面積は約145平方メートル。移住体験は飯舘村を村外から応援する「ふるさと住民票」の登録者が対象で、村のホームページなどでPRし、空室状況などを載せる。10月下旬にも貸し出しを開始する予定。

入居期間は1、2週間から1カ月で、農業体験なども予定する。生活に必要な最低限の家具などは村が用意する。気候が穏やかで自然豊かな飯舘村の魅力を知ってもらい村の振興につなげる。村は今月1日付で移住定住交流推進対策室を設置しており、移住希望者のニーズにきめ細かく対応していく構えだ。

飯舘村では昨春に一部で避難指示が解除されたものの、帰還する住民は少なく、地域の商業施設などは厳しい状況が続いている。

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