2018年11月22日(木)

ミャンマー国家顧問府相「アジア繁栄のカギは多国間貿易」

アジアの未来
2018/6/12 15:25
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ミャンマーのチョー・ティン・スエ国家顧問府相は12日午後、第24回国際交流会議「アジアの未来」(日本経済新聞社主催)で講演し、「アジアの繁栄はルールに基づく多国間貿易体制を守ることにある」と述べ、世界的に広がる保護主義の台頭をけん制した。

ミャンマーの2018年の実質経済成長率は7%に達する見通し。チョー・ティン・スエ氏は「ミャンマーは長く軍事政権下で半孤立的な状態にあったが、民主化による開放と多国間協力が、近年の経済成長を実現した」と成果を強調した。

さらにトランプ米政権による新たな輸入関税の検討などを念頭に「近視眼的な政治的利益に左右された大国間の摩擦が、世界の貿易体制を分断する懸念がある」と指摘。「対抗措置の連鎖を回避するため、あらゆる対策をとることを提案したい」と訴えた。

チョー・ティン・スエ氏は「東南アジア諸国連合(ASEAN)は30年までに世界第4位の単一市場になる。公平、中立、内政不干渉の原則がそれを可能にする」と語り、国際協調を通じて東南アジアの経済成長をめざす方針を改めて示した。

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