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排尿障害の遠隔診療実現へ クラウドファンディング

日経クロステック
Freeflowの試作機と、製品版の3Dモデル(出所:ゼオシステム)

ゼオシステム(横浜市)と神奈川県医療機器コーディネーターネットワーク(MedeK)は共同で、ゼオシステムが開発中のモバイル尿流量計「Freeflow」を活用した排尿障害の遠隔診療モデル確立に向けた実証実験費用の調達を、クラウドファンディングサイト「FAAVO」の全面協力で2018年6月11日に開始した。成立すれば、クラウドファンディングによる医療機器の実証実験が神奈川県で初めて実現するという。

Freeflowは、在宅時のリラックスした状態で尿流量を複数回測定できるデバイス。測定データは、Bluetooth経由で閲覧用ソフトウエアに転送可能。排尿量測定における尿重量検査との相関係数は0.98という結果が出ており、検査機器としては十分な精度を確保しているとする。デバイス開発には、日本の泌尿器疾患治療を先導してきた日本赤十字社医療センター院長の本間之夫氏(元東京大学大学院医学系研究科泌尿器外科学教授)が協力する。

今回、横浜国立大学が神奈川県からの受託事業として開設した「かながわ医療機器レギュラトリーサイエンスセンター(MDRS)」と、神奈川県域での医工連携を振興させる役割を持つ「神奈川県医療機器開発コーディネーター」の連携組織であるMedeKがFreeflowの可能性を評価し、実際の診療プロセスにおける有用性・実用性を検証するための実証実験を企画。その実験費用をクラウドファンディングサイトで募集することにした。成立次第、多施設で実証実験を開始し、18年度中の成果発表を目指す。

(スプール 近藤寿成)

[日経 xTECH 2018年6月11日掲載]

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