2019年4月25日(木)

東レ、ゲリラ豪雨再現できる開発拠点

2018/6/11 17:30
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東レは11日、大津市の工場内に生地や縫製品の開発拠点が完成したと発表した。「人工気象室」で北極・南極圏のような低温・低湿やゲリラ豪雨などの気象条件を再現できる。仮想空間で歩行できる装置や動作解析システムも導入。スポーツ向けなどの衣料品の設計に活用する。

温度や湿度、降雨などの気象条件を変えながら歩行実験ができる

瀬田工場(大津市)内の開発拠点「テクノラマG3」に3室設けた人工気象室を使うと、温度を急激に変える実験ができる。大型モニターに仮想現実(VR)の映像を映し、現実に近い環境で歩行・走行実験もできる。動作解析システム「モーションキャプチャー」などの評価設備も設置した。

同社はこれまで、大津市と中国に人工気象室を持っていた。テクノラマG3は既存設備の機能を拡充し、降雨量を多くしてゲリラ豪雨のような気象条件を再現したり、産学連携に取り組んだりできるようにした。

既存設備はファーストリテイリングの機能性肌着「ヒートテック」「エアリズム」の生地開発に役立ったという。東レの佐々木久衛常任理事は「実用シーンを忠実に再現できる新設備を活用し、商品開発への貢献度を上げたい」と話した。

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