2018年8月17日(金)

クアルコム 常時接続パソコン向けに新プロセッサー

モバイル・5G
BP速報
2018/6/11 20:00
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日経クロステック

 米Qualcomm(クアルコム)は「COMPUTEX TAIPEI 2018」(2018年6月5~9日、台北)において、Windows 10対応PCを対象とするモバイルプラットフォーム「Snapdragon 850」を発表した。2018年後半に発売予定の韓国Samsung Electronics(サムスン電子)製PCに搭載されるとしている。

Snapdragon 850の性能向上(出所:Qualcomm)

Snapdragon 850の性能向上(出所:Qualcomm)

 Snapdragon 850は10nmプロセスを採用。CPUとして「Qualcomm Kryo 385」8コアを搭載し、CPUクロック2.96 GHzを実現、システム性能を前世代製品から30%高速化している。

 GPUには、「Qualcomm Adreno 630」、映像処理には「Qualcomm Spectra 280 ISP」、DSPには「Hexagon 685 Vector Processor」がそれぞれ採用されている。また、これらと「Qualcomm Artificial Intelligence (AI)エンジン」とが連携して動作することで、カメラや音声によるユーザーインターフェース機能からバッテリー寿命までを、迅速かつ効率的に管理する構成になっている。Snapdragon 850ではこのAI性能も、前世代製品の最大3倍に向上している。

 通信には「Qualcomm Snapdragon X20 LTEモデム」を採用することで、ピーク時下り速度1.2Gビット/秒、上り速度でも150Mビット/秒を実現。IEEE 802.11ac 2x2、Bluetooth 5にも対応。スリープモードやスタンバイモードでもLTEや無線LANに接続できる、スマートフォンのような「常時稼働、常時接続PC」を実現するとしている。

 その他、電池寿命も25%改善し、連続25時間の使用が可能になっている。加えて、急速充電機能として、5分で5時間分の充電を可能にする「Qualcomm Quick Charge 4+ technology」も実装されている。

(テカナリエ 加藤樹子)

[日経 xTECH 2018年6月8日掲載]

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