2019年9月16日(月)

ユニマット、申告漏れ100億円 国税局指摘

2018/6/11 12:53
保存
共有
印刷
その他

オフィス向けコーヒー販売などを展開するユニマットライフとグループ企業が東京国税局の税務調査を受けて、2016年3月期までの数年間で総額計約100億円の申告漏れを指摘されていたことが11日までに、関係者の話で分かった。グループ企業の再編時などの税務処理が問題となったとみられる。

関係者によると、他に申告漏れを指摘されたのは持ち株会社のユニマットホールディング(HD)とリゾート施設運営などのユニマットプレシャス。

ユニマットライフは13年4月にユニマットHDと合併。他にもグループ企業が組織再編を実施する中で、税務上の赤字が引き継がれ黒字と相殺され、所得が圧縮されるなどの処理がなされていた。

これらについて東京国税局は再編は経済合理性が乏しく、租税回避目的だったと判断。赤字の引き継ぎなどを認めず、申告漏れにあたると指摘したとみられる。

他にも不動産の譲渡損を過大に計上したなどとして、仮装・隠蔽を伴う所得隠しの指摘もあったとみられる。重加算税や過少申告加算税を含む追徴税額は、過去の赤字と相殺するなどして、数億円とみられる。

過去にはヤフーの組織再編を巡って東京国税局が追徴課税を実施。ヤフーは最高裁まで争ったが、ヤフーの敗訴が確定している。最高裁は組織再編時の課税処分が妥当かどうかは「(企業の税務処理の)手順や方法が不自然か、合理的な理由があるかなどを考慮して判断すべきだ」としている。

ユニマットホールディングは「税務調査は終了し、当局の指導に従って納税も完了している。今後より一層、適正な申告納税に努める」などとコメントした。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。