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オープンイノベーションを啓発、パーソルキャリアが交流イベント

人材紹介大手のパーソルキャリア(東京・千代田)が、大企業とスタートアップの交流イベント「ジャパンオープンイノーションフェス」を8日に開いた。外部の知見を採り入れるオープンイノベーションに対する企業の関心を高めるために開いており、約500社の担当者が来場。2017年の前回開催時の約300社から大幅に増加しており、企業の関心の高まりを反映した。

8日の「ジャパンオープンイノーションフェス」には、多くのスタートアップや大企業の新規事業担当者らが参加した

パーソルはオープンイノベーションの情報を集めたサイト「eiicon(エイコン)」を運営している。企業が取り組みたい課題や強みとする技術を発信したり、企業を検索できたりする機能があり、連携を促す。サービスを始めて1年半で利用企業は3000社に増えた。イベントには企業だけでなく、仙台市や福岡県飯塚市など、企業の拠点や実証実験を誘致したい自治体もブースを構え、来場者にPRしていた。

自前主義を脱して外部との連携に活路を見いだそうとする企業が増え、スタートアップへの投資は活発だ。一般財団法人ベンチャーエンタープライズセンター(東京・千代田)によると、ベンチャーキャピタル(VC)らによる国内のスタートアップ投資額は17年度に1266億円となり、この5年で2.5倍に増えた。大企業や自治体などがスタートアップに新規事業の提案を募る「アクセラレータープログラム」も広がる。

オープンイノベーションへの関心が高まる一方で、エイコンの中村亜由子代表は「『オープンイノベーション』は魔法の言葉ではない」と指摘する。「唱えるだけでは不十分で、目的を明確にして、それにあったやり方を選ばなければ失敗する」といい、今後もイベントなどを通じて成功事例や課題を共有する考えだ。

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