史上初の会談に首脳夫人は不在
米朝首脳会談ライブ

史上初の米朝首脳会談まで、あと1日となった。米国のトランプ大統領と北朝鮮の金正恩委員長は10日からシンガポール入りしているが、いずれも夫人の姿はなかった。

トランプ氏より先にシンガポールに到着した金委員長は、ダークスーツに身を包んだ指導部メンバーを連れてやってきた。
同行したのはポンペオ米国務長官と事前折衝した金英哲副委員長、正恩氏が幼少期にスイスに留学した際に親代わりに面倒をみた李洙墉(リ・スヨン)副委員長らだ。
3月の中朝首脳会談と4月の南北首脳会談の際にいた李雪主(リ・ソルジュ)夫人の姿は確認されていない。金委員長の妹、金与正(キム・ヨジョン)氏は同行している。
専用機エアフォースワンからトランプ氏は1人で姿をあらわし、タラップを降りた。
メラニア夫人は5月から腎臓の治療のために入院。しばらく公の場に姿をみせなかった。
6月6日の米連邦緊急事態管理局(FEMA)の会議には出席した。だが、カナダで開かれた主要7カ国(G7)首脳会議(シャルルボワ・サミット)には参加しなかった。