2018年9月21日(金)

対北朝鮮の制裁履行 安倍首相「G7の総意」

2018/6/10 12:41
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 【ケベックシティー=地曳航也】安倍晋三首相は9日(日本時間10日)、カナダで開いた日米欧主要7カ国(G7)の首脳会議(シャルルボワ・サミット)の閉幕を受け記者会見した。国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議の完全履行は「G7の総意だ」と強調。12日の米朝首脳会談に触れ「核・ミサイル、日本人拉致問題が前進することを期待する」と語った。

 首相はサミットの主な議題となった貿易に関し「市場をゆがめる不公正な貿易、投資慣行にG7として断固対抗していくとの認識で一致した」と述べた。「自由で公正なルールに基づく貿易システムを発展させるため努力していくことを確認した」と貿易分野も含めて最終的に首脳宣言をとりまとめた意義を訴えた。

 サミットで貿易を巡りG7首脳間で激しいやりとりがあったことも認めた。「不安や不満が時に保護主義への誘惑を生み出し、国と国との間で、鋭い利害対立を生じさせる。G7の内部でも例外ではない」と話した。

 そのうえで「私たちは世界の平和と繁栄に大きな役割を果たしていく」と指摘した。自由や民主主義、人権、法の支配などの価値を共有するG7の重要性は変わっていないとの認識を表明した。

 首相はトランプ氏がG7への復帰を促したロシアにも触れた。G7が世界の直面する課題に処方箋を示すべきだとの考えを明らかにし「そのためにはロシアの建設的な関与を求めていくことも必要だ」と指摘。G7とロシアの関係改善が不可欠との見方を示した。

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