2019年7月22日(月)

24時間態勢で妊娠相談 神戸の助産院、9月に開設

2018/6/9 22:00
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関西での「赤ちゃんポスト」設置構想に関し、神戸市の「マナ助産院」は9日までに、親が育てられない赤ちゃんを面談の上で支援機関につなぐ施設を9月に開設すると明らかにした。名称は「小さないのちのドア」で、思いがけない妊娠や出産に悩む母親に24時間態勢で対応する。

「マナ助産院」の永原郁子院長(神戸市)=共同

NPO法人「こうのとりのゆりかごin関西」(大阪府箕面市)が昨年2月、熊本市の慈恵病院に続いて2例目となる「赤ちゃんポスト」をマナ助産院に設置する方針を発表。神戸市との協議で面談方式に切り替え、今年3月のスタートを目指していたが、資金面で課題があり、NPO法人の計画は白紙に。このため、マナ助産院が独自に開設することになった。

マナ助産院の施設では、助産師が24時間待機し、思いがけない妊娠や出産後の育児に不安を抱く母親と面談する。助産院とは別に設けられた専用玄関から人目につかずに来所でき、匿名での相談も受け付ける。

妊娠中の場合、健康保険証や診察料がなくても、健康状態の確認や相談が可能。来院時のタクシー代も負担する。出産後、自身で子どもを育てることが難しい場合は希望や状況を踏まえ、児童相談所や特別養子縁組のあっせん団体につなぐという。

マナ助産院はインターネットで資金調達するクラウドファンディングで、運営費用を今月29日まで募集している。永原郁子院長は「傷ついた女性に直接言葉をかけ、温かく迎えたい。遺棄から子どもの命を救うセーフティーネットの一つになれば」と話している。

クラウドファンディングはマナ助産院のホームページから応募できる。〔共同〕

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