240年ぶりに胴懸新調 京都・祇園祭の山鉾

2018/6/9 18:35
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京都・祇園祭で巡行する山鉾(やまほこ)の一つ「太子山」の両側面を飾る胴懸2枚がベトナムで約240年ぶりに新調され、京都市下京区で9日、報道陣に公開された。

ベトナムで約240年ぶりに新調された「太子山」の両側面を飾る胴懸(9日、京都市)=共同

「紺綴織スガ地花鳥樹孔雀(くじゃく)文様ベトナム刺繍(ししゅう)」など2枚で、各縦約1.7メートル、横約2.4メートル。以前と同じ「生命の樹」とクジャクがモチーフで、それぞれ想像上の花や鳥、ゾウなどをベトナム風の極彩色であしらった。

太子山保存会によると、以前の胴懸はインドの品を基に日本で作られ、1775年ごろに使い始めたとの文献がある。日本で新調すると1枚1億円以上かかるため、ベトナムで3年かけて完成させた。

川口良正理事長(68)は「日本とベトナムの融合を感じ取ってほしい」と話している。完成した胴懸は7月17日の前祭の巡行で使用する。〔共同〕

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