「G7にロシア復帰を」 トランプ氏発言が波紋

2018/6/9 7:43
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【シャルルボワ=永沢毅】トランプ米大統領が日米欧の主要7カ国(G7)首脳会議の枠組みにロシアを復帰させるべきだと主張し、欧州諸国に困惑が広がった。G7は2014年のロシアによるウクライナ・クリミア半島併合を受けて当時の主要8カ国(G8)からロシアを追放した経緯があるためだ。同日夜の政治問題を巡る討議でも議論になる可能性がある。

トランプ氏はカナダ訪問に先立つ8日午前、ホワイトハウスで記者団に「ロシアはこの会議に参加すべきだ。なぜ私たちはロシアのいない会議を開くのか」と語った。その理由を「ロシアを交渉のテーブルにつかせるべきだ」と説明した。

この発言に、フランス政府高官は「クリミアは併合されたままだ。ロシアの復帰の条件は整っていない」と指摘。AFP通信によると、ドイツのメルケル首相も「ロシアのG7復帰はウクライナとの関係が大幅に改善しない限りは不可能だ」と記者団に語った。

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