2018年7月16日(月)

民泊市場規模、関西が全国トップ りそな総研調べ

関西
2018/6/8 17:53
保存
共有
印刷
その他

 りそなグループのりそな総合研究所は8日、違法民泊まで含めた2017年の国内の民泊市場規模は16年比約2倍の1251億円と試算した。このうち関西圏の市場は447億円と首都圏を初めて上回り全国首位。特に大阪府や京都府では民泊の伸び率が大きく、ホテルの宿泊客を奪った格好だ。ただ、住宅宿泊事業法(民泊法)で違法民泊の取り締まりが強まることから、18年は減少に転じるとみている。

 市場規模は観光庁が訪日外国人にアンケート調査で集めた都道府県別の宿泊日数や宿泊人数、小売物価統計調査の「食事抜き」の平日宿泊料金(17年は約1万7000円)などをもとに試算した。都道府県別にみると東京都(307億円)が最も高く、大阪府(264億円)と京都府(137億円)が続いた。

 前年比の伸びでみると、主にアジアから訪日外国人が集中する関西圏では大阪府(2.5倍)と京都府(2.3倍)で市場が急拡大した。これに比例しホテルの稼働率の低下幅も大阪府(4ポイント減)と京都府(3ポイント減)が大きく、民泊の拡大が少なからずホテル業界に打撃を与える点も指摘した。荒木秀之主席研究員は「ホテルが民泊にないおもてなしで違いを出すことが共存のポイントだ」とした。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報