2019年4月25日(木)

英豪リオ、中国・五鉱と鉱物探査合弁

2018/6/8 17:39
保存
共有
印刷
その他

【シドニー=松本史】英豪資源大手のリオ・ティントは中国国有の資源大手、中国五鉱集団と折半で合弁会社を立ち上げ、中国での鉱物探査を進める。8日までに五鉱と契約を結んだと発表した。まずは中国で探査を実施し、他国にも広げる。世界有数の鉱物資源を保有する中国で、リオが持つ探査の知見と五鉱の掘削技術を生かし、同国内での生産拡大につなげる。

新会社の資本金は約3100万米ドル(約34億円)。リオのジャンセバスチャン・ジャック最高経営責任者(CEO)は「今回の契約は、中国や五鉱との関係強化の中で、重要な位置付けとなる」と述べた。国有企業の五鉱は、中国国内の資源探査の許認可や権益獲得で外資企業に比べ有利とされる。

リオと五鉱は17年6月に探査協力、11月に技術協力の合意を結んでいる。中国政府の許認可を待って同国内に合弁会社を設立する。

中国での探査を巡っては、リオは11年に中国アルミニウムと合弁会社を設立。銅資源などを中心に中国内での探査を行うとしていたが、豪メディアによると17年までに合弁を解消している。

オーストラリアではターンブル政権が中国の影響力を抑えるための法整備を進め、中国が反発するなど両国間の政治的緊張が高まっている。豪州産ワインの輸出に遅れが出るなど、通商への波及も指摘される。ただ、資源ビジネスに関しては鉄鉱石を中心に「影響はない」(豪資源大手幹部)との見方が多い。リオは鉄鉱石など中国向け資源が売り上げの4割強を占めており、今後も積極的に中国とのビジネスを拡大するとみられる。

春割実施中!無料期間中の解約OK!
日経電子版が5月末まで無料!

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報