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ブラジルが優勝候補 朴智星氏に聞くW杯の行方
元韓国代表主将

2018/6/11 6:30
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日本代表に「W杯では様々なことが起こりうる。サプライズをおこしてほしい」とエールを送る

日本代表に「W杯では様々なことが起こりうる。サプライズをおこしてほしい」とエールを送る

サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会の開幕が14日に迫った。大会の行方やアジアのチームの見通しについて、韓国代表の元主将でイングランドの強豪、マンチェスター・ユナイテッドでも活躍した朴智星(パク・チソン)氏に聞いた。

――W杯の優勝候補はどの国ですか。

「一つの国を選ぶのは非常に難しい。ブラジルが筆頭だろうか。ネイマール(パリ・サンジェルマン)のけがからの回復具合がカギを握る。1次リーグから百パーセントでプレーできるかどうかには疑問がある。ライバルはドイツ、フランス、アルゼンチンだろう。いずれも素晴らしい選手がおり、経験も積んでいる。刺激的な大会になると思う」

――日本代表をどう見ていますか。

「欧州でプレーする選手が増えた。チームにその経験を持ち帰っているのは若い選手にとっても大きい。ただ4年前の前回ブラジル大会ではアジアの代表はいずれも決勝トーナメントに進出できなかった。今大会でも1次リーグ突破は簡単ではないかもしれない。しかし、W杯では様々なことが起こりうる。サプライズをおこしてほしい」

――アジアで最も期待する国はどこですか。

「母国の韓国を除くとすると、イランだろうか。アジア予選の出来は非常によかった。本大会は厳しい1次リーグではあるが」

――韓国代表では誰に期待していますか。

「孫興民(ソン・フンミン)は所属先のトットナム(イングランド)で素晴らしいシーズンを送った。彼の双肩にかかる重荷は多いが、2回目のW杯での活躍を楽しみにしている」

――アジアの選手が欧州のリーグで活躍するにはどうしたらいいでしょうか。

「最も重要なのは多くの選手が欧州のリーグに挑戦し続けることだと思う。もちろん簡単ではない。言葉や文化が異なるためにピッチ外での障害は多い。毎日様々な障害と闘うためには強い精神力が求められる。将来的には誰かが世界を驚かせることが可能だと思う」

――国際サッカー連盟(FIFA)が運営する大学院「FIFAマスター」で法律や経営などを学んだ理由は。

「コーチや監督になりたいわけではない。経営の仕事に興味を持っている。FIFAマスターのコースではピッチの裏側にある多くのことを学んだ。将来どのような仕事をできるかはまだわからない。欧州の経験に学ぶことは多くあり、将来的には韓国やアジアに戻ってサッカー界に貢献したい」

(聞き手は宮本英威)

 朴智星氏 2000~03年にJリーグ京都で活躍。オランダのチームを経て、05~12年にイングランドの強豪マンチェスター・ユナイテッドに所属。アジア人として初めて欧州チャンピオンズリーグ優勝に貢献した。引退後の14年10月から欧州人以外で初めてマンUのアンバサダーを務める。韓国代表としては100試合に出場して13得点。37歳。

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