2018年8月17日(金)

米自殺者、17年で3割増 4万5千人「国家的問題」

2018/6/8 10:09
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 【ワシントン=共同】米疾病対策センター(CDC)は7日、2016年の全米の自殺者数が約4万5千人に達し、17年前の1999年と比べて約30%増加したと発表した。低迷する経済と薬物依存のまん延が背景にあるとみられ「社会全体を襲う国家的な問題」と警鐘を鳴らしている。

 自殺者の7割を白人男性が占めるが、年齢、性別、人種に関係なく増えており、銃を使った自殺が半数以上に上った。1%減った西部ネバダ州を除く全ての州で増えており、ノースダコタ州では約57%増加するなど、産業の少ない中西部の上昇率が特に高かった。

 死因の中で自殺は10番目の多さ。15~34歳の若年層に限れば2番目だった。15年に27州が参加して行われた調査によると、自殺者の約4割が人間関係の問題を抱え、仕事や収入、家を失うなど経済関連の問題があった人が約2割いた。

 米国では鎮痛作用のある医療用麻薬オピオイドのまん延が深刻。依存性があり、中毒患者が急増し社会問題となっている。〔共同〕

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