2019年3月21日(木)

村田製作所、自動車向け電子部品増強 290億円投資
福井で新棟

2018/6/8 10:10
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村田製作所は8日、福井県で電子部品のセラミックコンデンサーの工場を増設すると発表した。約290億円を投じ、2019年12月に新棟を完成させる。自動車の電装化で1台当たりの搭載数が急増していることなどに対応する。島根県やフィリピンでの増産と合わせ19年度末までに全体の生産能力を2割増やす。

増産するセラミックコンデンサーは村田製が世界シェア約4割を持つ主力製品で年間約1兆個を出荷している。主に電子回路のノイズを除去するために使う。村田製の村田恒夫会長兼社長は同日、福井県庁で記者団に対し「自動車の急速な電装化などで市場は順調に伸びている」と語った。

生産子会社の福井村田製作所(福井県越前市)が新たに用地を取得し、6階建ての新棟を建設する。約800人を新規に雇用する。設備はコンデンサーの原料をロール状に積み重ねる製造装置などが中心で、需要拡大に合わせ順次導入する。

自動車の1台当たりに使う部品の数が増えており生産が追いつかない状況が続く。電気自動車(EV)シフトや自動運転の普及で自動車向けは一段の拡大が見込まれる。スマートフォン向けも次世代通信の5Gの登場で堅調な需要を見込む。

村田製は出雲村田製作所(島根県出雲市)とフィリピンのマニラ近郊の工場でも設備増強する。19年度末までにコンデンサーでは村田製として過去最大となる計1000億円を投じる計画だ。

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