東北推進協など、8日に政府へILC誘致要望

2018/6/7 22:29
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宇宙研究に使う次世代加速器「国際リニアコライダー(ILC)」の誘致実現に向け、東北ILC推進協議会などは8日、政府が前向きな姿勢を早く示すように求める。北海道東北地方知事会、東北市長会と共同で行うもので3者での要望活動は初めて。

協議会代表の大野英男東北大学学長と高橋宏明東北経済連合会名誉会長、理事の達増拓也岩手県知事と村井嘉浩宮城県知事らが上京。二階俊博自由民主党幹事長、菅義偉官房長官らに要望書を手渡す予定だ。

要望書は同協議会が5月10日に開いた総会での決議内容になる。決議ではまずILCが日本の科学技術の高度化、ものづくりの競争力強化などに貢献することを強調。海外からの資金分担と研究参加に関する国際協調の速やかな進展や、成長戦略や地方創生の観点から内閣官房を中心に省庁横断での評価検討などを求めている。

ILCは宇宙誕生の謎に迫る大規模プロジェクトで、世界に1つだけ建設する。国内の建設候補地として北上山地(岩手、宮城県)が決まっている。欧州は2019年1月に素粒子物理学5カ年戦略の協議を始める予定で、同協議会は同戦略にILC計画を盛り込むためには18年中の態度表明が必須としている。

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