2019年2月19日(火)

キッセイ薬品、脊髄・小脳の新薬効果得られず

2018/6/7 23:00
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キッセイ薬品工業は小脳や脊髄の機能が低下して運動失調となる「脊髄小脳変性症」の新薬を開発する治験で、想定していた効果が得られなかったと発表した。今後試験で得たデータを詳細に解析し、数カ月かけて新薬開発を続けるかどうかを決定する。

同社は当初、2016年度内に新薬の承認を申請する目標だったが、13~15年に実施した治験の結果、追加のデータ集積が必要として試験を継続していた。試験では新薬候補の成分が入っていない偽薬(プラセボ)と新薬を比較し、歩行や言語障害など8つの運動への効果を計測したが、総合的に効果が認められなかったという。

今後、患者の重症度による効果などを解析し、医薬品医療機器総合機構(PMDA)と協議して開発の継続について検討する。

脊髄小脳変性症は厚生労働省が定める指定難病で、同社によると国内に3万人以上の患者がいる。

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