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宇部興産、系列4社でも不正 社長が報酬返上

化学メーカー大手の宇部興産は7日、汎用樹脂などの一部製品で顧客と取り決めた品質検査を行わずに出荷していた問題で、新たに22製品で不正が見つかったと発表した。発表済みの案件と合わせると、合計でグループ6社がつくる24製品へと対象が広がった。山本謙社長が月額報酬を6月の1カ月間、全額返上する社内処分を発表した。

宇部興産は7日、弁護士らでつくる調査委員会が作成した不正の最終報告書を公表した。「どの製品も法令違反はなく、品質に問題はない」(宇部興産)としている。

化学品をつくる宇部エクシモ、宇部サンド工業などグループ4社で新たに不正が発覚した。電子部品に使う樹脂や石灰製品、石炭などが対象で、納入先企業は62社。最も古い製品で1970年代から不正が行われていた。

合計24製品の納入先企業は113社にのぼる。合計売上高は160億円と、宇部興産の連結売上高の2.3%分にあたる。

6月の1カ月間の月額報酬について、山本社長は全額、竹下道夫会長や専務執行役員ら5人の経営幹部は30~60%を減額する。

同社は今年2月、汎用樹脂をつくるグループ会社の宇部丸善ポリエチレンで品質検査不正があったと発表。また5月に、コンクリート材料をつくる宇部マテリアルズで、日本工業規格(JIS)認証の取得時に取り決めた産地と異なる産地の材料を販売していたと発表した。

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