2019年7月24日(水)

クアルコム前会長が5G新会社、「非上場化」計画も継続

2018/6/7 4:53
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【シリコンバレー=佐藤浩実】米クアルコム前会長のポール・ジェイコブス氏が6日までに、次世代通信規格「5G」の技術を扱う新会社を設立したことがわかった。「XCOM」と呼ぶスタートアップで、クアルコムの元幹部らと共同創業した。ジェイコブス氏はかねて自身の買収によるクアルコムの非上場化を目指しており、米メディアによると同計画は継続している。

5G新会社を設立した、クアルコム前会長のポール・ジェイコブス氏

ジェイコブス氏はクアルコム創業者の息子で、3月まで会長を務めていた。6日に自身の「ツイッター」でXCOMの設立を公表。クアルコムと同じサンディエゴに本社を置き、5Gの関連技術を持つ企業への投資や、自社での研究開発をするという。2人のクアルコム元幹部と共同創業した。

ジェイコブス氏が会長を退いたのはクアルコムの上場廃止を模索するためだった。同業ブロードコムによる敵対的買収の対象となったのがきっかけで、資金の出し手を求めて複数のファンドに接触していたとされる。米経済メディアCNBCによれば、新会社の設立は非上場化の計画に影響しないという。

クアルコムはここ数カ月の米中貿易摩擦に巻き込まれ、オランダの車載半導体大手NXPセミコンダクターズの買収に伴う中国での審査が滞ってしまっていた。ただ、米政府が中国ZTEの制裁を解除するとの観測が出ており、株式市場ではクアルコムによるNXP買収も前進するとの期待が高まっている。

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