ヨークベニマル、250品目5~15%値下げ

2018/6/6 22:00
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食品スーパー大手のヨークベニマル(福島県郡山市)は6日、全店で約250品目を値下げした。生活必需品を中心に2カ月間、これまでの販売価格から5~15%引き下げる。ドラッグストアやネット通販を交えた競合の激化や、食品メーカーなどの値上げを敬遠する消費者に対応する。3月以降、前年実績割れが続く既存店の売上高や客数の回復を急ぐ。

ヨークベニマルは約250品目の一斉値下げに踏み切った(6日、福島県郡山市)

値下げ対象はナショナルブランド(NB)の加工食品、ヨーグルトなど日配品、洗剤、歯ブラシなど日用雑貨。従来の価格は店舗ごとに異なるが、値下げ後は「雪印 メグミルク牛乳」(1000ミリリットル)が税抜き198円、「キリン アルカリイオンの水」(2リットル)が同78円となっている。

真船幸夫社長は同日、郡山市内で開いた記者会見で「価格に価値を置く消費者の意識が非常に高まっている」と指摘し、「同業他社を含め各地で値下げに踏み切った企業がある。東北で先陣を切りたい」と話した。

今回の一斉値下げは、福島、宮城、山形、茨城、栃木5県で営業する219店で、8月7日まで実施する。

原材料価格や人件費の上昇に伴い、食品メーカーや外食店が値上げに動く一方で、競合先が多様化しているスーパーでは割安感をアピールして来店を促す動きが出ている。5月には西日本が地盤のフジやイズミのほか、西友が加工食品などを一斉値下げしている。

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