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クルーズがVCファンド 運用者は25歳笠井氏

ファッション通販サイトを運営するクルーズは5日、新たに子会社を設立し、ベンチャーキャピタル(VC)事業に本格参入すると発表した。独立系VCのIF Angelで代表パートナーを務める笠井玲央氏(25)をファンドマネジャーに起用する。クルーズが12億5000万円を出資するほか外部資金も集め、総額約20億円をスタートアップに投じる。

笠井氏は独立系VCのインキュベイトファンド(東京・港)出身のキャピタリスト。22歳で独立してIF Angelを立ち上げ、1億5000万円の資金を運用。人工知能(AI)を活用した採用支援のスカウティ(東京・渋谷)やメディア運営の終活ねっと(東京・港)など11社に投資し、運用開始17カ月で投資元本を回収するなど好調な成果を上げている。

若さを生かして、同世代の若手起業家にいち早く投資している点も強みだ。「周囲の友達から起業の相談を受けることが多い」(笠井氏)といい、起業前から関与し事業戦略の立案を手伝う。実際に会社を設立した直後に出資するため、少額投資でも比較的高い株式シェアを取得できている。

笠井氏はクルーズが新設したVC子会社「Sevenwoods Investment」の代表取締役に就任する。これまでの投資手法を踏襲し、20代の若手起業家に積極投資する。業種としてはメディアや人事関連、企業向けクラウドサービスに注力する。1社あたりの投資額は1000万~3000万円を予定する。

クルーズはSevenwoods Investmentの傘下に投資戦略の異なる複数のファンドを設立する考え。笠井氏のほか、同じくインキュベイトファンド出身の馬場嵜聡氏もファンドマネジャーに招いた。クルーズは16年から子会社を通じてVC事業を運営してきたが、外部の優秀な人材を活用することで、事業拡大のスピードを上げる。

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