2018年9月22日(土)

ダイキン、3年で5800億円投資 AI・IoTに重点

2018/6/5 17:48
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 ダイキン工業は5日、2021年3月期まで3カ年の中期経営計画を発表した。設備投資や研究開発に合計5800億円を投資する。あらゆるモノがネットにつながる「IoT」に重点を置く。世界各国のエアコンのデータを収集・分析する基盤システムを20年に構築し、働きやすいオフィス環境の提案といった新サービスを生み出す。

 今回の中計は16年に発表した21年3月期までの5カ年計画の後半3年間の戦略。設備投資に3600億円、研究開発に2200億円を投じる。年間の平均投資額は前半2年間に比べそれぞれ2割以上増える。十河政則社長は同日の会見で「人工知能やIoTを活用した空調のソリューション事業、それを支える人材の確保・育成に重点を置く」と強調した。

 IoT基盤は米アマゾン・ドット・コムのクラウドサービスを採用する。オフィスビルなどに納入したエアコンに載せたセンサーやカメラで室温や明るさ、人の動きといったデータを分析。ビル全体での省エネにとどまらず、生産性を高めるオフィス環境の提案などに広げていく考えだ。

 ダイキンはジョンソン・コントロールズなど米国の空調大手にソリューション事業で出遅れている。中規模ビル向けサービス開発と販売網の拡充を進める。ソリューション事業の売上高を21年3月期に18年3月期に比べて2倍以上の3300億円に引き上げる。

 21年3月期の連結売上高は同27%増の2兆9000億円を計画する。当初は3兆円を目指す方針を掲げていた。「達成をあきらめず引き続き挑戦していく」(十河社長)という。

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