おもちゃ大賞、上位にSNS連携型 還暦「野球盤」も

2018/6/5 16:55
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日本玩具協会(東京・墨田)は5日、7日から始まる玩具見本市に先駆けて、2018年に発売する優れた玩具を表彰する「日本おもちゃ大賞」を発表した。同日、17年度の国内の玩具市場が微減の8000億円だったことも発表。「ユーチューブ」上で、玩具を開封していく動画が世界的に人気を集めており、今年は開封にこだわった玩具に注目が集まる。

日本玩具協会は2018年に発売する優れた玩具を表彰する「日本おもちゃ大賞」を発表

おもちゃ大賞は7つの部門ごとに大賞を発表した。タカラトミーアーツ(東京・葛飾)のスマートスピーカーから着想を得た「おせっかいなスマート貯金箱 バンクワン100円玉専用/バンクニャン 500円玉専用」がイノベイティブ・トイ部門で大賞に選ばれるなど、交流サイト(SNS)などで話題を集めそうな商品が多く受賞した。60周年を迎えた「野球盤」や50周年の「人生ゲーム」など周年記念の玩具も選ばれた。

今年は「『サプライズトイ』が最も注目されているものの一つ」と日本玩具協会の伊吹文昭氏は説明した。「サプライズトイ」とは、玩具を開封する行為や開けるまで何が入っているか分からない驚きを楽しむ玩具。ユーチューブで活動する「ユーチューバー」が玩具を開封している動画が世界的に人気を集めており、需要を見込む。

タカラトミーの「L.O.L.サプライズ!」やセガトイズ(東京・台東)の「WHO are YOU?」が今後発売を予定している。タカラトミーの富山幹太郎会長は「一時はスマートフォン(スマホ)におもちゃが取られるのではと言われたが、スマホでユーチューブのおもちゃ動画をたくさん見てもらえている。これはチャンス」と期待する。

玩具市場は「妖怪ウォッチ」や「アナと雪の女王」などがヒットした14度以降、4年連続で8000億円を維持した。17年度は女児向け玩具とハイテク玩具が市場に大きく貢献した。女児玩具はバンダイの「レミン&ソラン」やタカラトミーの「ウーニーズ」などの新商品がヒットした。ハイテク玩具はタカラトミーの「うまれて!ウーモ」や「COZMO」などが話題を集めた。

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