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在韓米軍撤退論で波紋 韓国大統領の「知恵袋」文正仁氏

米朝首脳会談ライブ

「アジアの未来」で11日午後に登壇する韓国の大統領統一外交安保特別補佐官の文正仁(ムン・ジョンイン)氏は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の政策ブレーンとして、現政権の外交・安保政策に強い影響力を持つ。

金大中(キム・デジュン)、盧武鉉(ノ・ムヒョン)両大統領の革新政権で対北朝鮮融和政策に深く関わり、2000年、07年と2度の南北首脳会談にも随行した。

北朝鮮との対話を重視する考えを示す。18年3月には日本経済新聞のインタビューで「北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長が完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(CVID)を約束するなら、我々も何かを与えなければならない」「(北朝鮮は)対話が続く間は核兵器も在来兵器も使わないと言っているのだから、対話したほうがいい」などと語った。

発言が波紋を呼ぶこともある。5月には「(北朝鮮との)平和協定が締結されれば、在韓米軍の駐留を正当化するのは難しい」と米外交誌に寄稿し、大統領秘書室から「大統領の立場と齟齬(そご)がないようにしてください」と申し入れを受けた。

北朝鮮への融和姿勢に対する保守系の反発は根強いが、韓国メディアには文正仁氏が「文在寅大統領の本音を代弁する人物」という見方もあり、影響力は軽視できない。

(川上尚志)

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