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毛髪のもと大量に作製、マウスで実験へ 理研など

理化学研究所などは4日、毛髪のもとになる器官を大量に作って脱毛症の治療に使う技術を開発し、7月にもマウスを使った実験を始めると発表した。安全性や効果を確かめられれば人間でも実施する。おでこや頭頂部にかけて髪の毛が薄くなる男性型脱毛症向けの再生医療を目指しており、2020年代の実用化を目指す。

開発したのは頭皮の中にある「毛包(もうほう)」という器官を作る技術。毛包は髪の毛を作る工場の役目をする。

理研ベンチャーのオーガンテクノロジーズ(東京・港)が実験を手がける。男性型脱毛症の患者から毛の生えた頭皮を1平方センチメートル採取し、3種類の細胞を取り出す。それぞれ培養して数を増やして毛包を作り、マウスに移植する。1つの毛包を100倍ほどに増やせるという。実験は12月まで実施し、19年にも人で試す臨床研究計画を申請する。

男性型脱毛症に悩む人は国内に1800万人いるとされる。男性ホルモンを減らす薬を使ったり、後頭部の頭皮を移植したりする治療が試みられているが、決め手にはなっていない。

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