2018年8月19日(日)

「5G、他社との協創カギ」 ドコモ社長

デジタルサミット
ネット・IT
2018/6/4 15:37
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 NTTドコモの吉沢和弘社長は4日午後、世界デジタルサミット(日本経済新聞社・総務省主催)で講演し、2020年の商用化を目指す次世代通信規格「第5世代(5G)」について「様々な企業とのビジネスやサービスの協創が鍵を握る」と述べた。

講演するNTTドコモの吉沢和弘社長(4日午後、東京・大手町)

 第3世代(3G)、第4世代(4G)と携帯電話のネットワークは進化してきた。「こんな速度は必要かと、その都度利用者に言われた」(吉沢社長)がネットワークの進化が先行することで、その後、映像配信などが花開いた。

 吉沢社長は「5Gでは商用化する2020年の最初の日から、サービスとネットワークが融合してビジネスが立ち上がっているようにしたい」と抱負を述べた。

 そのため、ドコモは5Gをどのように活用してもらえるのか。サービス開始前から幅広い企業との取り組みを加速している。1月からは5Gを活用したい企業や団体向けに技術仕様や意見交換の場を提供する「ドコモ5Gオープンパートナープログラム」を開始。吉沢社長は「既に1400を超える企業や団体が参加している」と語り、高い関心を集めている点を強調した。

 5Gを使った新たなサービスの創出に向けて、NTTドコモは幅広い業種の企業と取り組みを進めている。例えばコマツとは5Gを活用し、現場で撮影した4K映像を遠隔地へ伝送し、油圧ショベルなど建設機械を遠隔操作できるシステムを開発した。吉沢社長は「操縦者が日本全国の工事現場へ行かなくても操作ができる」と語り、2020年の5G商用化までにこうしたサービスを多数用意していく考えを示した。

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