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スズキがインドで2000万台到達、日本以外では初

スズキは4日、インドでの自動車生産が累計2000万台を超えたと発表した。日本を除けば初めての大台到達。日本では2000万台生産までに45年9カ月を要したが、インドでは34年5カ月で達成となった。経済成長による市場の急拡大と早期の進出が寄与して日本よりも早いペースで実績を積み上げた。

1983年12月、子会社マルチ・スズキの前身であるマルチ・ウドヨグがインド生産の第1号となる小型車「マルチ800」の生産を始めた。スズキは足元ではインド市場でシェア約5割を持ち、市場拡大の需要を着実に取り込み、生産も拡大していった。2011年3月には累計生産1000万台を達成していた。

スズキはマルチ・スズキのグルガオン工場とマネサール工場のほか、スズキ100%出資の生産子会社スズキ・モーター・グジャラートのグジャラート工場をインドに持つ。グジャラート工場は能力増強を進めており、インドでの需要増にこたえるほか、欧州、日本、アジア、アフリカなどへの輸出で世界の需要にも対応していく。

インドでは「バレーノ」「アルト」「スイフト」など16車種を生産しており、累計2000万台生産の達成車種は「スイフト」だった。これまでの最多生産車種は約317万台の「アルト」。

17年度の生産実績は約178万台で、うち165万台をインドで販売した。インド以外は日本を含む100以上の国・地域に13万台を輸出した。

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