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日本ハム清宮、さまざまな非凡さ見せた第1幕

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2018/6/5 6:30
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 日本ハムのスーパールーキー、清宮幸太郎(19)が5月28日、交流戦開幕を前に2軍降格となった。同月2日に昇格し、打率1割7分9厘、本塁打1本、2打点。主力を張るにはまだまだ遠い現状を突きつけられつつ、数字には表れない非凡さも随所に見せた1カ月でもあった。

5月9日のオリックス戦でプロ初本塁打を放った清宮。「まぐれではない」と言い切った=共同

5月9日のオリックス戦でプロ初本塁打を放った清宮。「まぐれではない」と言い切った=共同

 19打席無安打に終わったオープン戦での“初打席”から、苦境が続きながらも頑として変わらなかったものがある。何年もプロの飯を食ってきたような悠然と打席に入る振る舞いと、紋切り型の言葉をよしとしない試合後の受け答えだ。

 1軍に昇格してすぐにフェンス直撃の二塁打を放ったデビュー戦は「どぎまぎするようなことはなかった」といい、快打の後は楽天・岸のチェンジアップに連続三振を喫し、「裏を突かれた。岸さんの投球と嶋さんの配球にやられた」。そこには「無我夢中で振りました」「無心でいきました」といった新人にありがちな青臭さはない。そのレベルが既に投手との駆け引きといった域にあるのは、「懐が深い。なめていったらやられる」(嶋)とスライダー、カーブ、チェンジアップとあらゆる球種を使って仕留めにかかったバッテリーの攻めが物語っていた。

 同月9日に右翼席に鋭く突き刺した初アーチも「いろいろと打席を重ねてきて打てたホームランなので、まぐれではないと思う」と言い切った。ここまで立った71打席のうち三振は28個に上るが、頭の中がぐちゃぐちゃになっての結果というよりは、狙い球を絞ってしっかりと振りにいってのものだった。焦りから中途半端に当てにいったような打撃は数えるほどしかなかった。五里霧中のままプロの世界をさまよったわけではなく、栗山監督も「前に進んでいる」とことあるごとに評価していた。

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