2018年11月22日(木)

米ウェイモ、自動運転で新サービス ミニバン6万台超

自動運転
BP速報
2018/6/4 18:00
保存
共有
印刷
その他

日経クロステック

米アルファベット子会社で自動運転技術を開発する米ウェイモ(Waymo)が、欧米フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)のミニバン「パシフィカ」を6万2000台調達する。ウェイモとFCAの米国子会社であるFCA USが2018年5月31日に発表した。

米グーグルから独立したウェイモは2018年下期に、完全自動運転車を使った公共交通サービスを開始する予定。6万2000台のミニバンはこのサービスに使用する。利用者はウェイモのスマートフォンアプリを使って自動運転車の配車をリクエストし、行きたい場所へ移動できる。

ウェイモの自動運転装置を搭載した「クライスラーパシフィカ」

ウェイモの自動運転装置を搭載した「クライスラーパシフィカ」

ウェイモは2016年にFCAと提携し、これまでにパシフィカを600台調達して、自動運転車のテストを全米で展開していた。自動運転車の台数を一気に100倍に増やす。ウェイモは公道で自動運転車を運用する最大の事業者になるもようだ。

ウェイモとFCAは、ウェイモが自動運転技術をFCAにライセンス供与し、FCAが自動運転車を開発して市販する方向でも協議を始めたと明かしている。ウェイモはこれまで、自動運転車を使った交通サービスを提供する方針は発表していたが、自動運転車を市販する可能性については言及していなかった。消費者がウェイモの技術を搭載する自動運転車を購入したり、ウェイモ以外の事業者が自動運転車を使った交通サービスを提供したりできる可能性が出てきた。

ウェイモのジョン・クラフチック最高経営責任者(CEO)は声明で「ウェイモのゴールは、世界で最も経験豊かな運転手を生み出し、人々が自動運転技術にアクセスできるようにすることで、道路をより安全にすることだった。FCAとの提携関係を深めることで、無人運転車のサービスが実現したり、今後の製品の可能性を探究できたりすることをうれしく思う」と述べている。

(シリコンバレー支局 中田敦)

[日経 xTECH 2018年6月1日掲載]

保存
共有
印刷
その他

日経BPの関連記事

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報