2018年10月19日(金)

金井さん笑顔で帰還、宇宙滞在168日
「ご飯と味噌汁食べたい」

2018/6/3 21:47 (2018/6/3 23:45更新)
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【モスクワ=小川知世】国際宇宙ステーション(ISS)で約5カ月半の長期滞在を終えた宇宙飛行士の金井宣茂さん(41)が3日午後6時40分(日本時間同9時40分)ごろ、ロシアのソユーズ宇宙船で中央アジア・カザフスタンに着陸し、地球に帰還した。宇宙船から出た金井さんは笑顔で手を振り、元気そうな様子をみせた。

ソユーズ宇宙船で中央アジア・カザフスタンの草原地帯に帰還し、笑顔で手を振る金井宣茂さん(3日)=共同

ソユーズ宇宙船で中央アジア・カザフスタンの草原地帯に帰還し、笑顔で手を振る金井宣茂さん(3日)=共同

宇宙航空研究開発機構(JAXA)によると、地上に着いた金井さんは「誰もが宇宙に行く時代が来る。先駆けとして貢献できて幸運だった」と振り返った。着陸は「ジェットコースターのようだった。重力を感じた」と表現。一番したいことは「白いご飯とお味噌汁を食べたい」と語った。

金井さんの宇宙滞在は168日間。日本時間同日午後3時ごろISSに残る同僚の飛行士に笑顔で別れを告げ、米国とロシアの飛行士と3人で宇宙船に乗り込んだ。宇宙船はISSから離脱し、同午後9時すぎに大気圏に突入、パラシュートを開いてカザフスタン中部の草原地帯に着陸した。

海上自衛隊の医師出身の金井さんは2017年12月から宇宙に滞在。「健康長寿」のヒントを探るため、マウスを飼育して宇宙環境でのストレスを調べたり、アルツハイマー病発症の解明などにつながるたんぱく質の結晶を作ったりする実験に取り組んだ。日本人4人目となる宇宙服を着た船外での活動も実施し、修理部品の交換を担った。

4月には地球から日用品などの物資を運んできた米国の無人補給機をロボットアームでとらえる作業を成功させた。

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