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バドミントン桃田賢斗「感謝の気持ち忘れず戦う」

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2018/6/5 2:00
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5月に開かれたバドミントンの国・地域別対抗戦、男子トマス杯。シングルスで6戦全勝し、日本の準優勝に大きく貢献した桃田賢斗(NTT東日本)が日本経済新聞の取材に応じた。7月、3年ぶりに出場する世界選手権を控え「目の前の試合を、感謝の気持ちを持って戦う」と改めて宣言。再びエースとしての道を歩み始めた23歳に、違法賭博問題で出場停止になった2年前の苦い記憶、現在の快進撃の秘密、今後への思いを聞いた。

穏やかな表情で質問に答える桃田

穏やかな表情で質問に答える桃田

――今年1月に日本代表に復帰して5カ月がたった。今の成績や状態をどう見ているのか。

「ちょっと、うまくいきすぎているかなという印象がある。ハードな練習をこなしていて、フィジカル面で強くなった。それでもちょっとできすぎかなと逆に不安になっている」

――トマス杯準決勝のビクトル・アクセルセン(デンマーク)にストレート勝ちした試合。前半は様子を見ながら戦っていて、途中から勢いに乗ったようにみえた。

「久々の対戦だったので、お互い探り合いながらプレーしていた。慣れてきたあたりから相手のフィジカルも落ちてきて、体力的にきつそうだと思ったので。そこで一気にスピードを上げて離そうと思った」

――ラリーが続くと、相手がラリーを嫌がって決めにかかり、ポイントが入るようにみえた。

「相手の表情やプレーを見たときに疲れているなというのがよくわかった。でも、自分の中ではまだ余裕があった」

「長いラリーに耐えられるように」

――4月のアジア選手権では2016年リオデジャネイロ五輪金メダルの諶龍(中国)、五輪3大会連続銀のリー・チョンウェイ(マレーシア)ら強豪を次々と破って初優勝した。そのときも同じような状態だったのか。

シングルスで6戦全勝し、日本の男子トマス杯準優勝に大きく貢献した

シングルスで6戦全勝し、日本の男子トマス杯準優勝に大きく貢献した

「長いラリーに耐えられるようになった。ネット前のショットを続け、長いラリーをしたらどこかでやられるかもしれないという意識が相手にはある。それで相手は(ポイントを)決めにくる。最近、その決めにくるショットを拾えているので、そこが大きい」

――現在、強豪選手との試合はほとんどストレート勝ち。今後、ファイナルゲームになるなど強い相手に対してプレッシャーや焦りを感じたとき、打ち勝てるか。

「今はたぶん自分が(チャレンジャーとして)向かって戦えているので、あまりプレッシャーを感じずに試合ができている。次、自分が迎え撃つ側になったときはもっと力も入るだろうし、緊張すると思う。いつも通りのプレーもできなくなる。ファイナルゲームになると思う。そうなった場合にしっかり勝てるかというと、不安なところが多い」

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