韓国、米朝と3カ国で「終戦宣言」案
文大統領がシンガポール訪問検討

2018/6/3 2:20
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【ソウル=恩地洋介】トランプ米大統領が言及した朝鮮戦争の終結に関し、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は6月12日に開く米朝首脳会談の直後にシンガポールを訪れ、米朝と終戦を宣言する案を検討している。5月22日の米韓首脳会談でトランプ氏に提案、すでに韓国大統領府の担当者をシンガポールに派遣しており3カ国会談の準備を進めている。

休戦状態にある朝鮮戦争の終戦宣言は、北朝鮮が望む「体制保証」の第1段階といえる。米国に敵視政策を改めさせる前提となるからだ。4月27日に南北首脳が署名した板門店宣言にも年内の宣言を明記した。文大統領は5月27日の記者会見で「米朝首脳会談が成功すれば、3カ国の首脳会談を通じた終戦宣言も進むと期待している」と語っていた。

ただ、北朝鮮は政治的な宣言だけでは不十分だと考えている。板門店宣言は、朝鮮戦争の休戦協定を平和協定に転換する協議を積極的に推進するともうたっている。北朝鮮の意をくむ韓国は終戦宣言後、中国を交えた平和協定の議論を早期に始めたい考え。

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