2018年10月20日(土)

名古屋大病院に3800万円賠償命令 肝硬変治療受け副作用

2018/6/2 9:28
保存
共有
印刷
その他

名古屋大病院で肝硬変の治療を受け、抗ウイルス薬を投与された男性(85)=名古屋市西区=が重度の骨軟化症になったのは、医師が検査結果に適切に対応せず投与を続け、副作用を起こしたのが原因として、男性と家族が病院側に約1億円の損害賠償を求めた訴訟で、名古屋地裁は2日までに、約3800万円の賠償を命じる判決を言い渡した。判決は1日付。

末吉幹和裁判長は判決理由で「検査で異常な数値が出ていたのに、肝障害が原因と誤って解釈した」と判断。男性側の主張より後遺症は重くないなどと認定し、賠償額を決めた。

判決によると、B型肝炎の診断を受けた男性は1994年以降、名古屋大病院を受診。その後に肝硬変となり、2005年から抗ウイルス薬を投与された。09年ごろから歩行困難になったほか、体重が減少したり、身長が縮まったりし、11年に骨軟化症と診断された。

名古屋大病院は「今後、判決の内容を精査し、対応を検討する」とのコメントを出した。〔共同〕

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報