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多摩川にアユ戻る 遡上数、過去2番目

東京都は1日、多摩川に2018年に遡上したアユが前年比で6倍以上となる推定994万匹だったと発表した。1983年に調査を開始して以降、2番目に多い。2012年に過去最高の1194万匹を記録してからは減少傾向が続いていたが、産卵期に降水量が多かったことなどからアユが再び多摩川に戻ってきた。

都の調査は3月下旬~5月末に実施し、多摩川の河口から11キロの大田区下丸子付近に定置網を置き、網に入ったアユの数から推定した。17年10月の産卵期に降水量が多く、18年春の遡上期も雨が比較的降ったため、全国的に太平洋側で遡上数が多い傾向があるという。

多摩川は江戸時代から「江戸前アユ」の産地だったが、高度成長期の1960年代以降に水質悪化などで生息数が激減。下水道の改善や産卵場所の環境整備により、近年は遡上数が回復している。

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