湿原・海岸線付近、花咲線が減速 JR北、11月末まで

2018/6/1 21:46
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ゆっくり車窓を楽しんで――。JR北海道は1日、根室本線花咲線(釧路―根室)の一部区間で速度を通常の半分に落とす運行を始めた。11月末まで実施する。終着駅の到着は1~3分遅くなるが、湿原や海岸線が間近に迫る眺めを楽しんでもらい、乗客の観光気分を盛り上げる。

湿原を間近に見ながら観光気分を味わえる(厚岸―糸魚沢駅間)

区間は厚岸―糸魚沢間のうち1.5キロ、別当賀―落石間の1.8キロメートルで、午前8時台に釧路、根室両駅を発車する上下各1本の列車で実施する。時速は通常60~70キロだが、約30キロで走る。スマートフォンの専用アプリを使い、列車が見どころに近づくと日、英、中、韓の4カ国語で音声案内するサービスも始めた。

花咲線は利用者数の減少などでJR北が「単独での維持が困難」と路線見直しの対象にしている13線区の一つ。本来は沿線住民の生活の足となる路線だが、運行の工夫で観光列車のイメージを演出する狙いだ。

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