2018年8月17日(金)

産学連携の新会社、京大が設立 民間と共同研究、活性化へ

関西
科学&新技術
2018/6/1 18:50
保存
共有
印刷
その他

 京都大学は1日、産学連携を促進する新会社、京大オリジナル(京都市、宮井均社長)を同日付で設立したと発表した。大学と民間企業との共同研究の窓口機能を担うほか、コンサルティングや研修などの事業を手掛ける。国立大学は国からの交付金の減額で厳しい運営環境にある。企業との共同研究を活発にして収入を増やす狙いだ。

京大オリジナルの宮井均社長(右)と京大の阿曽沼慎司理事

 会見で京大の阿曽沼慎司理事は「新会社は社会に価値を生み出すプロデューサーだ。アカデミズムの自由な研究を原点として、成果を社会に導出したい」と抱負を語った。宮井社長は「初年度は売り上げ2億~3億円、3年後の黒字化が目標。利益が上がれば大学に還元したい」と述べた。

 新会社は昨年6月に文部科学省から指定を受けた指定国立大学法人の取り組みの一環。資本金は5000万円で、京大が全額出資した。東京にも事務所を置き、イベント開催などを計画中だ。

 京大は大学発スタートアップ向けの投資会社と研究成果の知財を管理する会社を設立済み。阿曽沼理事は「3社がどう協調できるかが成功のカギだ。いずれは持ち株会社を設立したい」と話した。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報