/

イオン、食品リサイクル拡大 20年に全国10カ所で

兵庫県三木市の「イオンアグリ兵庫三木里脇農場」では、食品リサイクルの取り組みをいち早く進めてきた

イオンは1日、自社のスーパーや農場などが連携した、食品リサイクルの取り組みを公開した。店舗で出された食品残さを堆肥に加工し、それを農産物の生産に生かす「完結型」のリサイクルループを展開。イオンは2025年までに食品廃棄物を半減させる方針を掲げており、20年までに同様のリサイクルの仕組みを、全国10カ所以上で構築する計画だ。

店頭で農場の取り組みをアピールする

兵庫県三木市にある自社農場「イオンアグリ兵庫三木里脇農場」での取り組みを、1日に報道陣に公開した。同農場は子会社のイオンアグリ創造(千葉市)が運営。同社は全国に21カ所の直営農場を有し、キャベツやレタスなど定番野菜のほか、地域ごとの伝統野菜なども生産している。

リサイクルの仕組みは、三木里脇農場で生産した野菜を「マックスバリュ」などグループの店舗で販売。店舗で出た食品残さを、提携する廃棄物処理大手の大栄環境(大阪府和泉市)が堆肥に加工する。その堆肥をさらに同農場で活用、新たな野菜を育てている。

こうした取り組みをイオンは「完結型食品リサイクルループ」と名付け、今後さらに広げる方針だ。三木里脇農場の場合は大阪府、兵庫県にあるイオン系の99店が食品残さを提供。グループ企業や提携先が協力し合うことで、20年までに全国10カ所以上、1000店以上に広げるという。

食品リサイクルと並んで、イオンアグリでは農産物の生産の安全性に関する国際認証「グローバルGAP」も取得。農薬や水質の検査、衛生管理や事故防止などの対策も含め、安全に品質の良い農産物を生産できる体制を強化している。

イオンアグリの福永庸明社長は、「食品の安全性に関する取り組みの重要性は世界的に高まっており、日本でもさらに促進する必要がある」と説明。イオンは消費者の関心が高まる中、先行してノウハウを蓄積、活用していきたい考えだ。

春割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

関連企業・業界

企業:

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で申し込むログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で申し込むログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で申し込むログイン