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味の素、川崎にアミノ酸技術の連携拠点 協業めざす

味の素は1日、自社のアミノ酸・発酵などの技術と他社の知見との組み合わせによって、新たな事業を生み出す「クライアント・イノベーション・センター」(川崎市)の開所式を開いた。食品や医薬、電子材料などでの活用が期待できる37の代表的な技術を紹介。国内外の企業が持つニーズとの組み合わせで、アミノ酸技術などの活用分野を広げる。

投資額は11億円で、味の素の川崎事業所内に設置。建物の外観は神経細胞をイメージしている。西井孝明社長は「イノベーションは自分たちの技術だけでなく、様々な価値観が集まり、課題を乗り越えるエネルギーから生まれる」と強調。健康、快適な生活、地域・地球との共生といったキーワードで他社との協業を目指す。

化粧品の配合やがんのリスク診断、iPS細胞の培養など、味の素の技術をタッチパネルや動画なども交えて紹介。興味を持ったキーワードを付箋紙のようにして電子画面上に取り込み、どの技術と組み合わせが可能かをビジュアル化しながら検討できるようにした。

味の素はグローバル食品企業としての地位を確立するため、高機能素材やバイオ医療などアミノサイエンス分野の事業拡大に力を入れている。川崎事業所には2020年度をメドに、味の素グループの食品会社の研究開発部隊も集約する予定。社内外での技術の融合・交流をさらに深める。

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