/

奄美・沖縄推薦取り下げを閣議了解 世界自然遺産

政府は1日、世界自然遺産候補の「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」(鹿児島、沖縄)について、国連教育科学文化機関(ユネスコ)への推薦をいったん取り下げることを閣議了解した。ユネスコ諮問機関の登録延期勧告を受けた対応。今夏の登録を断念し、最短で2020年の再挑戦を目指す。

推薦取り下げの例は13年の「武家の古都・鎌倉」(神奈川)、16年の「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」(長崎、熊本)があるが、いずれも文化遺産で、自然遺産は初。

奄美・沖縄は、4島の陸域計約3万8千ヘクタールで構成。亜熱帯照葉樹林にアマミノクロウサギやヤンバルクイナなど多くの固有種がすみ、政府が昨年2月に推薦した。

しかし現地調査したユネスコ諮問機関は5月、豊かな森林が広がる沖縄本島の米軍北部訓練場跡地が推薦に含まれていないことや、狭い推薦地が点在していることに疑問を呈し、改善を求めて登録延期を勧告した。

政府は、訓練場跡地を推薦地に加えるなど万全な態勢で登録審査に臨むため、推薦を一時取り下げる方針を地元自治体に伝えていた。地元からは「確実な登録を優先してほしい」などおおむね理解を得られたという。

今後は、訓練場跡地を早期に「やんばる国立公園」に編入した上で推薦地に追加するほか、飛び地の整理や外来種対策、登録後の観光客受け入れといった課題への対応を進め、19年以降に推薦書を再提出する方針だ。〔共同〕

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン