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チケット価格、AI活用し日替わりに 横浜F・マリノス

サッカーJ1の横浜F・マリノスは6月18日から、対戦相手や前売り券の販売状況、天候などのデータをもとに人工知能(AI)を使い一日ごとにチケット価格を変える「ダイナミックプライシング」を導入する。仮に単価を下げても販売枚数が増えれば収益が拡大する。観客は席の好みを重視するか、価格を優先するか選べる。J1で同制度を本格採用するのは初めて。

本拠地の日産スタジアム(横浜市)とニッパツ三ツ沢球技場(同)で開催するリーグ戦とカップ戦が対象となる。最初の試合は7月28日の日産スタジアムの清水エスパルス戦。

三井物産が持つシステムでその日の「推奨価格」を算定し、実際の価格はマリノスが決める。当初は日産スタジアムの場合、メインSS席1階(一般前売り価格5100円)、同SA席1階(同4200円)のそれぞれ一部と、バックSB席1階(同4600円)のあわせて約2000席で価格を変動させる。来期以降、対象の席種や席数を拡大する考えだ。

価格は通路で区切られたブロック(200席前後)単位で変える。前売り券より数百円高い当日券価格もあわせて変動させる。

ファンクラブ向けの早割価格を下回らないようにするため、価格の下げ幅は最大でも500円程度に収める方針だ。将来は個別の席単位で価格を変動させたいという。

日産スタジアムは国内最大でJ1公式戦では実質、約6万5000人を収容できる。収容率は40%程度なので、開催が近づくにつれて価格が下がる試合が多いとみられる。

スタンドが広く同じ席種の中でもプレーの見え方や雰囲気が異なるため、こだわりのある観客は早い段階で好みの席を買えばよい。出入りがしやすい通路沿いの席などは早期に購入するのが確実だ。

一方、少しでも安く買いたい客はギリギリまで待てばよい。「家族連れやグループ客なら数千円安くなることもあり得る」(横浜マリノスマーケティング本部)とみている。収容人員の少ない三ツ沢や、対戦相手によっては次第に価格が上がる可能性もある。

マリノスは2014年から英国の強豪、マンチェスター・シティFCを傘下に持つシティ・フットボール・グループとパートナーシップを結んでいる。同じグループの海外のプロサッカーチームなどではすでに、価格変動制度を導入している。国内では一部のプロ野球球団やテーマパークで例があるが、サッカー界で本格的に取り入れるのは初めてという。

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