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光量子コンピューター実現へ一歩 北大などが新手法開発

北海道大と京都大などの研究グループは、従来のスーパーコンピューターをしのぐ処理能力を持つ「光量子コンピューター」の実用化に近づく新手法を開発した。光の性質を利用し、量子計算の誤りを正して正確性を高め、計算間違いに対し従来より100億倍ほど強くなるという。5月下旬、米科学誌に論文が発表された。

新手法は「アナログ量子誤り訂正法」。従来は光の振幅を0か1のデジタル信号に変換する際に、間違った信号に変換してしまうケースがあったが、可能性の高い誤りのパターンを推定する手法で間違いを正す性能を高めた。

北大によると、新手法を使えば仮に1万回あたり1回の間違いがあったとしても、問題なく光量子コンピューターを構成できるようになる。現状の技術レベルでも実現は十分可能で、光量子コンピューターの現実的な構成法を世界で初めて明らかにした先駆的な研究という。

量子コンピューターは光のほか、超電導の磁束や電子のスピンを利用する手法などがあり、国内外の企業や研究機関が開発にしのぎを削っている。

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