韓国統一地方選スタート 革新与党に勢い

2018/5/31 18:29
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【ソウル=鈴木壮太郎】6月13日投開票の韓国統一地方選の選挙運動が31日始まった。就任から1年を迎えた文在寅(ムン・ジェイン)政権に対する事実上の信任投票。文氏の高い支持率を追い風に、革新系の政権与党「共に民主党」がどれだけ多くの主要首長ポストを得られるかが焦点だ。

統一地方選は4年に1度の実施。ソウルなど8大都市の市長と9道(県に相当)知事をはじめ、地方自治体の首長、議員4016人を選出する。

世論調査会社の韓国ギャラップによると、文氏の支持率は24日時点で76%と、高水準が続いている。民主党への支持も53%と高く、朴槿恵(パク・クネ)前政権を支えた保守系野党「自由韓国党」は13%にとどまる。

民主党の前身の新政治民主連合は2014年の前回選挙で、17ある主要首長ポストのうち9席を占めた。秋美愛(チュ・ミエ)代表は30日、保守が強い「釜山市、蔚山市、慶尚南道で勝利すれば地域主義を克服したといえる」と勝敗ラインを示し、自由韓国党の地盤切り崩しに意欲を示した。世論調査では3つの地域とも民主党の候補がリードしている。

自由韓国党は苦戦が予想される。保守の岩盤の大邱市、慶尚北道を死守しつつ、ほかの保守が強い地域でどれだけ防戦できるかが焦点だ。

ソウル市は現職で民主党の朴元淳(パク・ウォンスン)氏に、昨年5月の大統領選にも出馬した保守系野党・正しい未来党の安哲秀(アン・チョルス)氏、自由韓国党の金文洙(キム・ムンス)氏が挑む構図。序盤は朴氏の優勢が伝えられ、韓国メディアは安氏と金氏の候補者一本化の可能性を報じている。

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