DeNAのAIタクシー配車アプリ、AWS IoTで実現

2018/5/31 18:00
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ディー・エヌ・エー(DeNA)は2018年5月30日、アマゾン ウェブ サービス ジャパン主催の年次イベント「AWS Summit Tokyo 2018」の事例セッションに登壇。人工知能(AI)を使ったタクシー配車アプリ「タクベル」におけるAWS活用事例を説明した。

タクベルはタクシーの配車を円滑にするアプリ。タクシーの予想到着時間の表示や、ネット決済などの機能を提供する。神奈川県タクシー協会と共同で2018年4月に、神奈川県の横浜、川崎地域において正式にサービスを開始。現時点で「2500台のタクシーに導入済み」(ディー・エヌ・エーの小林篤執行役員システム本部本部長)という。

タクベルでAWSを活用する部分のシステム構成概要

タクベルでAWSを活用する部分のシステム構成概要

AWSを使うのは、主にタクシーメーターやGPS(全地球測位システム)受信機を備えた車載端末からデータをクラウド上に収集する部分。中核となるのはIoT基盤サービス「AWS IoT」だ。AWS IoTを採用したのは「データの転送に使う通信プロトコルとして、MQTT(Message Queuing Telemetry Transport)に対応しているから」(小林氏)。

MQTTはWebで使うHTTPに似たプロトコルだが、HTTPに比べてヘッダー情報が10分の1以下と軽量で、リアルタイム性の高さが特徴だ。小林氏は「今後、数万台のタクシーからのデータをほぼリアルタイムに収集することを見越して採用した。自前でMQTTサーバーを構築するよりも、手間とコストを減らせた」と効果を挙げる。

(日経 xTECH/日経クラウドファースト 井原敏宏)

[日経 xTECH 2018年5月30日掲載]

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