2018年11月22日(木)

ウーバー、空飛ぶタクシーでパリに新R&D拠点

自動運転
BP速報
2018/5/31 18:00
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UberのVTOL機のコンセプト(図:Uber)

UberのVTOL機のコンセプト(図:Uber)

米ウーバーテクノロジーズ(Uber Technologies)は、「エアタクシー」や「空のライドシェア」の実現に向けた「Uber Elevateプロジェクト」に焦点を当てた、新しい研究開発拠点をフランス・パリに設ける。名称は、「Advanced Technologies Center Paris(ATCP)」。研究開発拠点を北米外に設置するのは「今回が初めて」(同社)である。今後5年で、2000万ユーロ(約25億2000万円)を投じるという。

ウーバーは、空のライドシェアサービス「uberAIR」の実証試験を2020年に、商用サービスを2023年に開始することを目指している。この目標を達成するために、例えば同サービスで用いる電動の垂直離着陸(VTOL)機の参照デザインを開発したり、電動VTOL機の離発着場や急速充電器といったインフラを手掛ける企業とも協業したりしている。今回の新しい研究開発拠点も、空のライドシェアを早期に実現するための活動の一環である。

ATCPは、2018年秋に開所予定で、機械学習やコンピュータービジョンなどの専門家を配置する。空域管理や自律飛行、リアルタイムネットワーク、エネルギーストレージ、充電などに向けた研究開発に焦点を絞る。加えて、空の都市交通の実現に向けて、欧州の都市計画者や規制当局と協力していくという。

さらにATCPは、フランスのエリート養成校「エコール・ポリテクニーク」(理工科学校)と共同で、今後5年間、人工知能(AI)や航空、電動化などの研究開発を進める。例えば、機械学習ベースの輸送需要モデリングや低空での高密度な航空交通管理シミュレーションの研究開発に取り組む。欧州航空安全局(EASA)のような欧州の航空規制機関と、空のライドシェアに向けた新たな航空交通システムを実現することも目指している。

(日経 xTECH/日経エレクトロニクス 根津禎)

[日経 xTECH 2018年5月30日掲載]

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