2019年5月23日(木)

テスラの新型車、ブレーキ性能の欠陥を遠隔修正

2018/5/31 10:07
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【シリコンバレー=白石武志】米電気自動車メーカーのテスラがブレーキ性能の欠点が指摘されていた新型車「モデル3」について、改良を終えたことが明らかになった。問題を指摘した米国の消費者専門誌「コンシューマーリポート」が30日に発表した。車載ソフトを無線で更新することで、急ブレーキ時のタイヤの制御システムを改善したという。

同誌がモデル3の緊急ブレーキ性能に欠点があると指摘した5月21日付の公表資料では、時速60マイル(時速97キロメートル)から停止するまでの距離は46メートルと他のどの車よりも長かった。指摘を受けてテスラが実施したソフト更新後の車両を同誌が再試験したところ、停止までの距離が13%短くなり、小型高級車としては一般的な範囲に収まった。

スマートフォンのようにソフトを更新することで操作性などを改良する仕組みはテスラ車の特長だが、試験を担当した専門家は「無線によって駆動性能を改善する車は見たことがない」とコメントした。運転支援機能「オートパイロット」の作動中の事故が相次ぐなど逆風続きのテスラだが、今回は技術の革新性が評価される結果になった。

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