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アジア向けウナギ業者摘発 米司法当局、稚魚違法取引で

米東部メーン州でアジア向けアメリカウナギの漁に長く携わり、「ウナギ漁の祖父」とも呼ばれる米国人業者が、大規模な稚魚の違法取引に関与したとして有罪判決を受けたことが分かった。米司法省当局者が30日、明らかにした。

関係者によると、アメリカウナギは漁獲された稚魚の多くが中国に輸出され、養殖池で育てられた後、日本に出荷される。国際自然保護連合(IUCN)が指定した絶滅危惧種だが、需要が高まり価格が急騰したため密漁や違法取引が横行しており、ワシントン条約での国際取引規制などを求める声が強まりそうだ。

司法省によると、この業者は、他の州で違法に漁獲された稚魚のシラスウナギ約55万ドル(約6千万円)相当を購入し、輸出しようとしていた。罪を認め、5月上旬に罰金1万ドル、禁錮6月などの判決を受けた。共犯として2人の男も有罪判決を受けた。

米国のシラスウナギ漁は、メーン州とサウスカロライナ州で許可を得た漁業者だけに認められている。米国外で漁獲されるニホンウナギやヨーロッパウナギの資源量減少を受け、稚魚の価格は1キロ当たり50万円近くに高騰しているという。

司法省は2015年秋から、米魚類野生生物局や各州政府などと特別チームを編成して密漁の摘発を強化。これまでに約20人を摘発し、密漁や密輸の総額は500万ドルに上る。〔共同〕

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